草津町長「通り魔にあったようなもの」 虚偽の性被害告白に今も憤り
●「性被害の問題には冤罪もあると分かってほしい」
ーー民事訴訟で一審の判決が出た今、どんな気持ちですか? テロや通り魔にあったようなものです。普通に過ごしていたらいきなり爆弾を投げられて真っ黒になったのに、こちらが悪いと言われる。たまったもんじゃありません。こんな理不尽な世の中ないですよね。 今回、やっぱり逃げちゃダメだと思いました。私は積極的にカメラの前や報道陣の前に立ちました。だから言ってることにブレが一切出ない。もし疑われたら積極的にその無罪を証明するために前に立ったほうがいいと思います。もちろん自分に何か後ろめたさがあれば立てないでしょうが。 性被害の問題では冤罪もあるということをわかってほしいと思います。これだけ大きな事件になったわけですが、世の中にはもっと冷静に見てほしかったです。新井氏の言い分だけを取り上げてクローズアップして、私の意見はほとんど無視されました。 報道もどちらかと言えばそういう事実があったという前提で、事実をぼやかしながら書かれていた印象です。何度でも言いますが、普通の人だったら諦めたと思います。下手をすれば気を病んで死を選んだかもしれません。そのくらい性被害の加害者とみなされると社会的に葬り去られます。