走り始めたら気が付いたリヤサスダンパーのヘタリ ちょい古スーパーカブへの「純正流用カスタム」
そんなスーパーカブライダーの多くは、リプレイス品で販売されている強化型リヤショックを取り付けている例が多いようです。そんなバイク仲間からJD10用の中古部品を頂戴し、旧型C90へ取り付けてみました。 JD10型スーパーカブは、アッパーカバーもロアカバーもクロームメッキ仕上げなのがデザイン的特徴で、個人的には、旧型スーパーカブにも似合った秀逸なデザインだと感じました。
仮に、原付一種の50ccモデル用の純正部品だと、同じデザインや長さでも1名乗車が前提なので、110用純正部品と比べて、バネレートがやわらかく設定されているはず!? と考え、110用純正部品をチョイスしたました(本当に違うかどうかは調べていません)。
受け取ったクロームメッキカバー仕様の純正リヤショックは、距離を走っていない極上品でした。大満足の外観コンディションでしたが、旧型C90用と比べると、見るからに長い印象でした。 実際に旧型C90用と比較すると、アイエンド⇔アイエンドの寸法(取り付け自由長)が、旧型C90は325ミリ。一方、JD10型スーパーカブ110用は、サスストロークを増しているようで、取り付け自由長は340ミリ。旧型C90に対して15ミリ長い設計になっていました。 自己責任に於ける実験ケースとして、JD10用リヤショックを分解して、ダンパーロッド長を15ミリ詰めて、325ミリにモディファイしてみました。 その結果、普通に走っているときにはそれなりの乗り心地になり、好印象でしたが、しかし、ダンパーストロークが15ミリ減ってしまったことで、全力走行中にギャップを乗り越えると、リヤはフルボトムして突き上げられます。そんな結果だったので、もう少し思案が必要ですね。
たぐちかつみ