走り始めたら気が付いたリヤサスダンパーのヘタリ ちょい古スーパーカブへの「純正流用カスタム」
個人的にお気に入りの「かもめ」時代スーパーカブ
かもめカブと呼ばれる「かもめ型ハンドル付き」の974年型スーパーカブ90を入手後、ひと通りの点検とメンテナンスを済ませてから、黄色ナンバーを取得しました。 【画像】「かもめ型ハンドル付き」スーパーカブ90リアサス交換の様子を画像で見る(8枚) いよいよ公道を走り始めましたが、HA型エンジンのスーパーカブ90と比べて、極低速域からネバリがあるというか、明らかにエンジンの回転上昇に違いを感じるのが旧型エンジンのフルサイズ90です。
HA型と比べて、クランクマスの大きさを体感できるというか、トルク感のある発進加速から高速域へ入ると、徐々に車速を増してスピードが高まる印象です。例えば、スーパーカブ50やモンキーを近似排気量の88cc仕様へボアアップしたエンジンとは、明らかな違いを感じられます。 そんな旧型スーパーカブ90でしたが、乗り心地がフワフワと言うか、直線道路を走っていてもブカブカしていて、今ひとつ乗り心地が良くありません。どうやらリヤショックが今ひとつ良く無い印象です。 しかしながら、ノーマル部品は年式相応以上の輝きがあってピカピカしています。たいへんキレイな部品でしたが、走行中のブカブカ感というか、バンプをのり越えると、特にリヤ周りがボヨヨ~ンといった状態です。 手持ちのカヤバ製330ミリのミニバイク用ブルーショックを取り付けてみましたが、まったく気にならない走りになりました。しかし、デザイン的にやっぱり今イチな印象です。 カモメ90用の純正リヤショックに対して、僅か5ミリほど長いカヤバブルーでしたが、停車する場所=地面の状況によっては、メインスタンドを掛けるとリアタイヤが接地してしまいます。そう考えるとやっぱり長さは325mmが最適だと思いました。また、スプリングが露出したスポーツ仕様よりも、スーパーカブにはフルカバードデザインが似合っていますよね。
まるで専用部品!? 美しい仕上がりになりましたが……
JD10型スーパーカブ110に乗るバイク仲間は、荷物を満載する長距離ツーリングが大好きでした。荷台には大きな箱が常時積載されていて、さらに長距離ツーリングへ出発するとなると、テントや飯づくりの調理道具などなど、それはもう家の引っ越しかの如く荷物を満載して走っています。