ジラルディーノ解任のジェノア、元フランス代表のヴィエラ氏の指揮官就任を発表
ジェノアは20日、パトリック・ヴィエラ氏の指揮官就任を発表した。 セリエA復帰初年度の昨季を11位フィニッシュしたアルベルト・ジラルディーノ監督率いるジェノア。しかし、今夏はエースのマテオ・レテギが退団したりと戦力ダウンを否めない状況でシーズンを迎え、ここまでリーグ戦12試合を戦って2勝4分け6敗。勝ち点10で降格圏18位のレッチェとの勝ち点差はわずかに1ポイントのみと、浮上のきっかけをつかめないでいると、ジェノアは19日に同監督の解任を発表した。 【セリエA順位表】ジェノアの状況は? そして、翌20日にヴィエラ氏の就任を発表。クラブは「本社で正式に契約を締結した後、午後から最初の練習を指揮する予定」と伝えている。 現役時代はアーセナルやユヴェントス、マンチェスター・シティなどでプレーした元フランス代表のヴィエラ氏。引退後は、ニューヨーク・シティ、ニース、クリスタル・パレスの監督を歴任し、2023年7月からはストラスブールを指揮。しかし、昨季のリーグ・アンを10勝9分け15敗の13位で終えると、今年7月に同クラブを双方合意のもとで退任していた。