ドジャース・山本由伸、ワールドシリーズ第2戦に先発へ 第1戦はフラーティが昨季CY賞右腕コールと激突
◆ 山本由伸がワールドシリーズ第2戦に先発へ 現地時間22日、ロサンゼルス・ドジャースはニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦にジャック・フラーティ投手(28)、第2戦に山本由伸投手(26)が先発登板することを発表した。 山本は韓国での開幕2戦目でデビューを果たし、今季レギュラーシーズン18先発で7勝2敗、90イニングを投げて防御率3.00、105奪三振という成績。日本人投手がワールドシリーズで先発するのは2007年レッドソックスの松坂大輔、2017年ドジャースのダルビッシュ有以来3人目となる。 ポストシーズンではパドレスとの地区シリーズ開幕投手に抜擢され、3回5失点と炎上するも、大谷翔平が同点3ランを放つなどチームは逆転勝利。第5戦ではダルビッシュ有と投げ合い、5回無失点の好投でポストシーズン初勝利をマークした。メッツとの優勝決定シリーズ第4戦では5回途中8奪三振、2失点と力投を見せ、ここまで3登板全てドジャースが勝利。通算成績は1勝0敗、防御率5.51となっている。 また、第1戦では今季キャリアハイ13勝を挙げたフラーティが、昨季のサイ・ヤング賞右腕ゲリット・コールと対戦。今季途中にタイガースから加入したフラーティは移籍後10登板で6勝2敗、防御率3.58をマーク。ポストシーズンでは、優勝決定シリーズで開幕投手を務め、7回2安打、6奪三振、無失点と好投。ここまで3登板で1勝2敗、防御率7.04を記録している。 両チームは今季6月にニューヨークで3連戦を行い、ドジャースが2勝1敗と勝ち越し。シリーズ初戦では山本が7回2安打、7奪三振、無失点と快投し、白星は付かなかったが、延長戦勝利に貢献した。両チームのワールドシリーズでの対戦は1981年以来、43年ぶり。当時はドジャースが世界一に輝いたが、通算11度の対戦のうち8度、ヤンキースがシリーズを制している。 今季両リーグの最高勝率チームによる"頂上決戦"は日本時間26日、ドジャー・スタジアムで開幕。第1戦から第7戦まで全試合が日本時間午前9時8分に開始する。
BASEBALL KING