阪神・才木は2倍超の1億2000万円 8年目大台突破「全部取りにいく。取れるものは全部、狙いに」来季のタイトル奪取誓う
阪神・才木浩人投手(26)が20日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸5000万円から7000万増の1億2000万円で更改した(金額は推定)。 「球団からすごくいい評価をいただけたかなと思います。すごい成績を残してくれたという話をしていただいた」と笑顔で振り返った。 プロ8年目の今季は、開幕ローテ入りを果たし、4月14日・中日戦から8連勝を記録。3完封を含むキャリアハイでリーグ2位タイの13勝(3敗)を挙げた。167回2/3を投げて自身初の規定投球回にも到達し、リーグ3位の防御率1・83と安定した投球を展開。開幕から日曜日を任されていたが、6月下旬からは6連戦初戦となる火曜日の先発を任されるなど、ローテの柱としてフル回転した。 11月には自身初の日本代表入りを果たし、プレミア12に出場。飛躍のシーズンが報われる大幅増となった。 先発ローテの柱として期待される来季に向けて「評価としてはすごくありがたいなと思いますけど、個人的にはチームも優勝できていないですし、タイトルも1つも取れていないので。1番になれたという数字がないので、まだまだやらないといけないことが多いなと思っています。(タイトルは)もう全部、取りにいきます。取れるものは全部狙いにいきたい」と来季を見据えた。