「子育てがつらい、しんどい…」負のループから抜け出せないママがやりがちな“思考”とは
「子育てがつらい」…負のループから抜け出せないママが今すぐやめるべき“思考のクセ”
【子育てがずっとつらいママと負のループから抜け出すママの決定的な違いとは?】 私は、1人目出産後に産後うつ、育児ノイローゼを経験し、現状打破のために脳育の観点から子育てを学んで、現在は3児のママとしてママたちの心が軽くなる育児法やマインドセットを発信しています。数多くの子育て相談を受ける中で、「子育てがつらい・しんどい」の負のループになってしまうママと、そこから抜け出していくママの決定的な違いがあることに気づきました。 子どもの“イヤイヤ”、実は親が助長させている!? つい親がやりがちなNG行動 それは、「せっかくごはん『作ってあげたのに』なんで食べないの?」 「知育玩具を『買ってあげたのに』なんで遊ばないの?」と「してあげた」ことに対しての『見返り』を求めているか否か。 「ごはんを作ってあげたいと思ったから作った」それだけで100点満点のはずなのに、「子供が笑顔でおいしいと食べた」までがセットじゃないと満足できない。これは『他人軸』の考え方なので、いつまでたっても満たされず、常にイライラしている状態になります。自身が満たされるかどうかの基準が他人のリアクションになってしまっているからです。 もちろん、せっかく作ったご飯を「おいしい!」と進んで食べてくれたらうれしいですよね。でもそれは、あくまでボーナスポイントと捉えてはどうでしょう? あくまで「作りたい」と思ったのは自分なのです。だから作った時点で100点満点。それを「おいしい!」と食べてくれたら120点になり、おかわりまでしてくれたら150点になる! そんな捉え方をすると、加点方式でうれしいことが増えていくと思いませんか? 「子どもの好きなものをわざわざ作ったのに」という声もよく聞きますが、ママだって、いくら好きなものでも常に食べたいわけではないのでは? 例えば好きなケーキがあって、パパがそのケーキを買って帰ってきてくれたけど、その日はちょっと胃もたれが……、なんてとき。気持ちはうれしくても、全く食べる気分になれないこともありますよね。そこで「明日食べるね」と言ったら、「せっかく買ってきてやったのになんで今日食べないんだよ!」と怒られたら……どんな気分でしょう? 「買ってきてって頼んでないけど」って思いませんか? 買って帰ってきてくれたその気持ちはうれしいけど、今はそういう気分じゃない。子どもにだってそんなときもあるのではと思います。