センバツ2024 組み合わせ決まる 敦賀気比、明豊と初戦 /福井
◇第2日第2試合 敦賀気比、明豊(大分)と初戦 ◇第6日第1試合 日本航空石川VS常総学院(茨城) 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ◇第1日第2試合 星稜VS田辺(和歌山) 第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、北信越勢3校の1回戦の対戦相手が決まった。 4年連続11回目出場の敦賀気比(福井)は第2日第2試合で明豊(大分)と顔を合わせる。4年ぶり3回目の出場の日本航空石川(石川)は第6日第1試合で常総学院(茨城)に挑み、2年ぶり16回目出場となる星稜(石川)は第1日第2試合で田辺(和歌山)と対戦する。 昨秋の北信越大会で準優勝した敦賀気比の東哲平監督は、3年ぶり6回目の出場となる明豊との対戦に「強豪校で毎年(甲子園に)出ているイメージがある。(昨秋は)決定力のなさが課題だったため、打撃力アップのための練習を重ねてきた。(16日に北陸新幹線が敦賀市まで延伸開業する。地元の)話題はそちらだが、その流れに乗れるよう頑張りたい」と話した。 能登半島地震で学校のグラウンドが使えず系列校のある山梨県に拠点を移した日本航空石川の中村隆監督は、3年ぶり11回目出場の常総学院との試合が決まり「投打のバランスが良く勝負強いチームという印象。我々は挑戦者として、いつも通りの野球をしたい。(初戦が第6日で)試合までの調整は大変だが、チームの状態を上げていける時間をいただいたと思って頑張りたい」と意気込んだ。 昨秋の神宮大会を制した星稜の山下智将監督は、21世紀枠で76年ぶり3回目の出場となる田辺との組み合わせに「和歌山は近畿でも野球熱が高く手ごわい相手。地震の影響で練習が遅れるなどしたため遅い日程が良かったが初日に合わせたい。(昨秋の)日本一になったという思いはまったくない。課題は多く選手は一生懸命に向き合ってくれた」と新たな気持ちを強調した。 大会は18日に開幕。13日間(準々決勝と準決勝翌日の休養日を含む)にわたり熱戦が展開される。【野原寛史、中田博維】