大谷翔平に敗北も…懐に入る5億円 MVP逃しても関係なし、ライバルが大金を得るカラクリ
DバックスのマルテはMVP投票で3位も…出来高で約5億円を手にする
全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)に発表され、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が満票で選出された。最終候補3人に残っていたメッツのフランシスコ・リンドーア内野手が2位、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が3位だった。マルテはMVPを逃したものの、出来高条項により約5億円の昇給が見込まれているという。 【写真】総工費なんと6億円…日本人メジャーリーガーが立てた豪邸 米メディア「CBSスポーツ」のRJ・アンダーソン記者は今季MVPがナ・リーグが大谷、ア・リーグがヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手だったことに触れ、「結果的に勝者は2人より多かったということだ」と伝えた。大谷が勝者だったが、「ダイヤモンドバックスのケテル・マルテにも祝福する理由がある」としている。 31歳のマルテは今季136試合で打率.292、36本塁打、95打点、OPS.932をマークし、MVP最終候補3人のうちの1人に選出された。これにより契約の出来高条項により、来季は300万ドル(約4億6000万円)のボーナスを得るという。 2022年3月、マルテは5年7600万ドル(約117億3000万円)、2028年は球団オプションでダイヤモンドバックスと契約延長した。前年のMVP投票で1~3位の場合は300万ドル、4~7位で200万ドル(約3億1000万円)が追加、他には打席数に応じた出来高も含まれているという。今季はMVPを巡って大谷の強力対抗馬とされながら、左足首を痛めた影響で8月中旬から9月上旬にかけて戦線離脱した。来季はどんな成績を残すだろうか。
Full-Count編集部