「心を鬼にして叱った息子が廊下で」近藤さや香 離婚後の現在「塾の宿題がガチで解けないことも(笑)」
── お二人の普段のスケジュールを教えてください。 近藤さん:たまに私も一緒に通学路を歩くのですが、基本的にはお友だちと登校して、私は途中で別れて電車で出勤することが多いです。放課後は学童保育に通っていたのですが、最近は低学年の子たちが多くてあまり行きたがらなくなってきたので、塾など習いごとの日は一度帰宅したあとにお友だちと待ち合わせて一緒に行っています。何かあったときのために、室内モニターはつけていますね。
── お仕事をすることとお子さんの勉強を見ることの両立は、どのようにされていますか? 近藤さん:自主的に宿題をするという流れを癖づけてあげることは大事だなと思っていたので、塾などのドリルは先にやってから遊ぶ、やらないと遊べないという状況はずっと作っていました。それが功を奏して、今は週末でも朝コソコソと起きて自主的に塾などの宿題を終わらせていますし、本人が「やらないと落ち着かない」という気持ちになってくれているので、このような癖づけを早い段階でしてあげたことだけは、ちょっとよかったことだなと思っています。
最初は集中力が持たなかったので、並走して「どこがわからない?」と聞いてみるようにしていました。息子に効果的だったのは、問題が解けなくて「ママ教えてー」と言ってきたときに、私もわからないふりをするんです。「待って、待って!ママもわかんないんだけど。これ難しくない?」と言いながらしばらく考える素振りをして、「あーちょっとわかったかも!」と言うと、息子の闘争心が出てきて「言わないで!」と言いながら解き始めてくれて。ゲーム感覚で、競い合うように問題と向き合っていました。
でも恥ずかしいことに、私自身が塾の問題をガチで解けないときがあって(笑)。そういうときは息子に「全然わからないんだけど…。先生に聞こう」と正直に言って、私のX(旧Twitter)にあげました。「答えはこうじゃないですか?」「今の3年生はこんなに難しいの?」などと、みんなの反応が見えて、SNSのありがたみを感じました(笑)。