プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第3位 歴代最高クラスの”ホームランアーチスト”
第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も高校通算60発を超える宇野真仁朗(早稲田実)、高橋徹平(関東一)らプロ注目のスラッガーが登場する。特にここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介したい。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表
3位:中村剛也(83本)
・出身地:大阪府 ・投打:右投右打 ・身長/体重:175㎝/102㎏ ・生年月日:1983年8月15日 ・経歴:大阪桐蔭高 ・ドラフト:2001年ドラフト2巡目 「おかわり君」の愛称で親しまれる“ホームランアーチスト”中村剛也。高校でも通算83本の放物線を描いた。 中村は、大阪桐蔭高入学時は捕手だったが、打力を活かすため内野手へ転向。2年春から4番打者を任され、打線を牽引した。3年夏の大阪府大会は決勝戦で敗れたが、同大会で6本塁打を放つなど持ち前の長打力を遺憾なく発揮。甲子園未出場ながら、長距離砲としてプロ注目の存在となった。 2001年のドラフト会議で、西武ライオンズからドラフト2巡目指名を受け入団。高卒4年目となる2005年に80試合出場ながら22本塁打を放ち大ブレークを果たすと、2008年には初の本塁打王(46本)に輝いた。 その後も本塁打を量産し、2024年時点で本塁打王6回、NPB現役最多の478本と輝かしい実績を残している。
ベースボールチャンネル編集部