東京五輪で最多9個の金メダルを獲得した柔道日本代表 初出場の村尾三四郎が前回王者へ「決勝で倒して金メダルを勝ち取りたい」
柔道男子90キロ級で金メダル候補となる村尾三四郎選手が25日、パリへ出発しました。 【画像】柔道男子90キロ級でパリ五輪代表に内定している村尾三四郎選手 日本は東京オリンピックでは柔道の個人種目14個中9個(男子5個、女子4個)の金メダルを獲得し、圧倒的な力を発揮しました。 今回オリンピック初出場となる村尾選手は「ここ1か月は対戦相手を意識して稽古を積んできた。あとは本番で準備してきたことを出すだけ。状態はいい」とコメント。その対戦相手とは東京五輪で金メダルをつかんだ、ジョージアのラシャ・ベカウリ選手です。「ベカウリ選手に勝たないと金メダルはないと思っている。決勝で倒して金メダルを勝ち取りたい」と力強くこたえました。 「日本柔道は、やっぱり金メダルをとって初めて『おめでとう』と言われるような立場だと思っています。そこのプレッシャーもしっかり受け止めて、プラスに変えていきたい。金メダルを首から下げてみんなにいい報告ができるように帰ってきたいです」と気合いをこめました。 柔道は大会2日目の現地27日から始まり、村尾選手が出場する男子90キロ級は31日に行われます。