責任は取らず、手柄は自分のものに。失敗の本質を見抜けず、数字も時代の変化も読めず、無駄な努力を続ける。見当違いの対策を無理強いする――「あの人のことだ」と頭に浮かんだならば、ぜひ本書を開いていただきたい。無能な上司、経営者らの抱える根本的な問題と、そうならないための有益なアドバイスが詰まっているからだ。リーダー教育不在の日本企業に、ユーモアと新鮮な知見を込めた痛烈な一撃を食らわす一冊 『なぜこんな人が上司なのか』(新潮社)
あわせて読みたい記事
- 「身代金報道」でKADOKAWAグループ内が疑心暗鬼に…“株価暴落”、“元会長の裁判”まで重なって頭を抱える社員の胸中デイリー新潮6/28(金)6:12
- 「女性の部下を暴行」で大阪地検トップが電撃逮捕 「誘われたら断れないものですよ」との証言がデイリー新潮6/28(金)6:02
- 「自分の“死の床”までリポートしたい」 “体当たり取材”で人気の「オバ記者」が語る“アラ古希”でも仕事が途切れない理由デイリー新潮6/24(月)11:11
- 「挨拶しない人」は確実に損している…「生産性は低いけど評価される若手」ほど明るくハキハキしている理由プレジデントオンライン6/28(金)10:17
- 「このままでは会社が終わる」…4000億円の特別損失を計上した窮地で伊藤忠商事の元会長が決めた「驚きの覚悟」現代ビジネス6/24(月)7:03