九州ラーメン×台湾まぜそば!?予約1か月待ちの人気町中華じらい亭の「台湾まぜそば」とは一体
熱々の麻婆豆腐に、ジューシーな焼き餃子!時々無性に食べたくなるのが、大衆中華料理店、通称「町中華」です。人気町中華には必ず、長年愛されてきた「常連メシ」が存在するもの。常連客を唸らせる「看板メニュー」には、一体どんな"ルーツ"が隠されているのか?町中華「常連メシ」誕生秘話!シリーズ、今回は愛知県名古屋市西区にある「じらい亭」の「台湾まぜそば」を調査しました。 【動画】普通の台湾まぜそばと何が違う?人気町中華の名古屋×九州の「台湾まぜそば」の誕生秘話がこちら!【8分11秒~】
客のほぼ全員が注文!大人気「台湾まぜそば」の特徴とは
年季の入った外観の「じらい亭」。入り口の引き戸を開けると、居酒屋のような店内には女性客の姿も意外に多めです。営業時間は、午後5時半の開店から9時のラストオーダーまで、3時間半の一本勝負!訪れた客のほぼ全員が注文するのが「台湾まぜそば」です。常連客と一緒に来店した台湾まぜそば初体験の女性は…? (初体験の女性客) 「腹いっぱいなのに、食べちゃう!うまーっ!!ヤバうまーっ!!!」 テンションの高いリアクションに、常連客もご満悦。中には東京から来る客もいます。思わず誰かに自慢したくなるメニューのようです。 具材は、大粒の刻みニンニクに、豚ミンチ、唐辛子を大量投入。もやしとニラを加え、強火で一気に炒めます。 (初体験の女性客) 「無限もやし!無限もやし!!火の扱いがうまい。火の魔術師」 シャキシャキ感の秘密は強い火力。魅力は、強火で炒めたシャキシャキもやしの他にもありました。 (女性客) 「見た目ほど辛くなくて、めちゃくちゃおいしかった!」 企業秘密の自家製しょう油ダレと、3種類ブレンドしたオリジナルの油が、辛さを和らげているようです。
常連ですら予約困難!?ラーメン好きが溺愛する理由
常連たちに愛される台湾まぜそばですが、席はほぼ予約で席が埋まってしまう程の大人気ぶり。常連でもなかなか予約が取れず、翌月まで予約客でいっぱいです。中には、念願の初来店を果たす客も。 (初来店の男性) 「(Qコレ食べるため?)岐阜から来た!台湾まぜそば食べるためだけ!!1か月半前に予約!」 1年間で360杯以上ラーメンを食べるラーメン専門インスタグラマーの男性は、ここの台湾まぜそばを食べるためだけに岐阜から初来店。おいしさに箸が止まりません。他にもラーメン好きの客がちらほら。どうやら「じらい亭」には、ラーメン愛好家がたくさん集まってくるようです。 (男性客) 「名前は台湾まぜそばだけど、有名店の台湾まぜそばとは種類が違う」 この地方のラーメンを食べつくす彼女たちによると、ただの台湾まぜそばではなく、「じらい亭」の一品ともいえるメニューだといいます。