ルカクのナポリ行きがついに決着! 移籍金総額72億円でチェルシー退団へ
チェルシーで去就が宙に浮くベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、ようやくナポリ行きが決まったようだ。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はチェルシーがアドオン最大1500万ユーロを含む総額4500万ユーロ(約72億6000万円)のオファーに首を縦に振ったと主張。2027年までの3年契約で完全移籍になるという。 2021年夏のチェルシー復帰がうまくいかず、2022年夏からレンタル移籍が続くルカク。一昨季のインテル復帰に続いて、昨季もローマに舞台を移してイタリアでのプレーを続けたが、完全移籍とはならず、ひとまずチェルシーに舞い戻っている。 だが、チェルシーでもエンツォ・マレスカ新監督のもとで居場所なしの状況に変わらず、チームとしても飽和状態のスカッドや財政面のバランスを保つためにも放出を視野。そこで以前から浮かんだ移籍先がアントニオ・コンテ監督のナポリだった。 かつてのインテルでともに過ごし、コンテ監督が熱望するとされるルカクは早い段階から個人条件で合意したといわれ、焦点はクラブ間交渉に。途中ではビクター・オシムヘンとの交換話も浮かんだが、ついにクラブ間の交渉が決着した模様だ。 なお、イタリア『スカイ』によると、移籍金額のほかにも、30%の転売条項がチェルシーに渡り、ルカクはナポリで800万ユーロ(約12億9000万円)+ボーナスの年俸を受け取るようだ。
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