アマゾンCEO、全社会議でRTOは「バックドア・レイオフ」ではないと発言(海外)
「ビジネス史上最も注目に値する企業」
11月5日の会議でジャシーは、物理的に同じ空間で仕事をすることがより良いイノベーションとカルチャーを育むという、自身の信念を繰り返し述べた。最終的には、上司が個々の勤怠を管理したり、回避策を追跡したりする必要がなくなることを望んでいるとも述べた。体調が悪い時や自宅で所用がある時には、リモートで働くこともできるようになると付け加えた。 こうした動きはアマゾンにとって重要だ。急速に変化するテクノロジーと特に人工知能(AI)分野で激化する競争がその理由だとジャシーは述べた。50年ないし100年生き延びる企業は、テック界でもわずかだ。「世界が変わり、テクノロジーが変わり、競争相手が変わり、会社が変わる」からだ、とジャシーは述べた。 「我々には、ビジネス史上最も注目に値する企業を作るチャンスがある」とジャシーは述べた。 「だが、テクノロジーが、特にAIとともに変わっていく中で、この会社の歴史上これほど重要な時期があっただろうかとも思う。我々が体制を整え、ともに革新し、ともに助け合い、互いにつながり合い、文化を理解するために。それが、我々が最適化している理由だ」
「役所仕事は嫌いだ」
ジャシーは、2025年の第1四半期までに平社員から管理職への出世率を少なくとも15%上げるという、同社の決定も強調した。
Eugene Kim