菅田将暉、現場にTシャツ差し入れ 共演の井上真央はスター性に惚れ惚れ「菅田くんの後ろに“虹”が」
小説家・楡周平氏の小説を、宮藤官九郎の脚本によって映画化した「サンセット・サンライズ」の完成披露試写会が12月9日、都内で行われ、主演の菅田将暉、共演する井上真央、三宅健、山本浩司、好井まさお、岸善幸監督(「正欲」「あゝ、荒野」)が出席した。 【フォトギャラリー】 菅田が主演を務め、コロナ禍を機に、都会から宮城県南三陸に“お試し移住”したサラリーマンが住民たちと織りなす交流を、地方の過疎化や、震災などの社会問題を盛り込みながらユーモアたっぷりに描く。 菅田が演じる主人公の西尾晋作は、釣りが好きという設定で、劇中でも釣りに挑むシーンがあり「この前、さかなクンにお会いして『映画でオウゴンムラソイを釣りました』とお話したら、ギョギョギョって驚いてくださって、いかにレアかを5分くらい興奮しながら説明してくれた。これも宣伝ポイントです!」とアピールしていた。 そんな菅田は、本作の撮影現場に自らデザインを担当した映画オリジナルTシャツを差し入れしたといい、三宅は「気に入って、(自分の)ツアーでも着ていました。現場みんなのお気に入りだったし、菅田くんが着ているところも見たいよ」と、菅田のセンスに脱帽。菅田とは初対面だったといい、舞台挨拶では「菅田くんの鼻がきれい」と褒める場面もあった。 また、町のマドンナ的存在で、晋作の移住先の大家でもある関野百香を演じる井上は、とあるシーンが雨で撮影中断になった際のエピソードを振り返り「菅田くんが『もうすぐ、やむんじゃないですかねぇ』って言ったら、本当に5分くらいで雨がすっとやんで。菅田くんの後ろに“虹”が出たんですよ。さすがスター!」と惚れ惚れ。菅田は、自身の代表曲である「虹」の歌詞を一瞬だけ口ずさみ、照れ笑いを浮かべていた。 井上は劇中で調理シーンも披露しており、「岸監督は、最初から最後までカメラを止めずに撮影するので、セリフを言いながら、魚をさばくのが本当に大変だったんです」と苦労を告白。「ぜひ、さばきを見てほしいですね。いま、芸能界で一番“なめろう”を作るのが早いと思います」と、料理の上達に胸を張っていた。 「サンセット・サンライズ」は2025年1月17日公開。