体重と骨格筋量が減る代謝異常「がん悪液質」の新薬が保険承認
「がん悪液質」の新薬にはどんな効果が?(イラスト/いかわ やすとし)
がん悪液質とは、がんによって体重と骨格筋量が減る症候群。抗がん剤治療による嘔吐や食欲不振ではなく、炎症でサイトカインが大量に分泌され、代謝異常で起こるのが主な原因だ。がん悪液質で体重が減少するとQOL(生活の質)が低下するだけでなく、予後も悪くなる。今年1月、がん悪液質の治療薬が保険承認された。食欲を司るホルモンの受容体を刺激し、食欲回復が見込める。静岡県立静岡がんセンター(静岡県駿東郡)呼吸器内科の内藤立暁医師に聞く。
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