「殻破って成長する年に」 鈴鹿市長が年頭あいさつ 三重
【鈴鹿】仕事始めの6日、三重県鈴鹿市の末松則子市長は同市役所で、部長級以上の幹部職員を中心とした約180人を前に、年頭のあいさつをした。 末松市長は「世界情勢の先行きがまだまだ見通せない中、燃料費や物価高騰も長期化し、市民生活には欠かせない問題もたくさん起きている。このような状況の中で少しでも市民の生活改善するために、みなさんの高い能力、経験をもとに質の高い市民サービスを提供していかなければならない」と述べ、「昨年スタートした市総合計画に基づきながら人口減少対策、子育て支援、DXの推進に重点的に取り組んでいきたい」と話した。 そのほか、4月の東京事務所開設に向けては「しっかりとした拠点として、首都圏進出の基盤にしていく。情報発信、プロモーション、企業との信頼関係、立地のための情報共有」と意気込みを見せた。 最後に「巳(み)年は殻を破って成長する年。職員一人一人がそれぞれの能力や技術の殻を破り、成長していける年にして頂くことを期待している。一緒に市の発展に向けて頑張りたい」と締めくくった。