フランスに忖度？陸上４００ｍリレー組み分け疑う声を日本陸連・土江Ｄが否定「世界リレーの順位のウェーバー式。事前に通達もされていた」
「パリ五輪・陸上男子４００ｍリレー・予選」（８日、フランス競技場） ２大会ぶりのメダルを狙う日本は１走サニブラウン、２走柳田、３走桐生、４走上山の布陣で挑み、今季ベストの３８秒０６で４着で着順での突破はならなかったが、２組終了後の結果でタイム上位２チームに残り、７大会連続の決勝進出を決めた。 【写真】忖度？やっぱり気になる例のルーレット １組に強豪が揃ったこともあり、日本は全体のタイム順でも４位。２組目は１着の中国が３８秒２４、２着のフランスが３８秒３４。１着のタイムは１組目の７着だったナイジェリアよりも遅く、ＳＮＳ上では組み分けについて、地元フランスへの忖度を疑う声が出た。 ただ、日本陸連強化委員会の土江寛裕短距離ディレクターは自身のＸで「今回のリレーの予選の組み分けは先日のバハマ世界リレーでの順位でのウェーバー式（ジグザグに振り分け）の振り分けで事前に通達もされていました。決してフランスが意図的に有利に振り分けをしたのではありません。偶然、片方の組に偏ってしまった形です」と、説明した。
