11月の決選投票、現職苦戦も モルドバ大統領選
【ロンドン共同】旧ソ連構成国モルドバで20日に実施された大統領選で首位に立ち、決選投票に進んだ親欧米のサンドゥ大統領が21日に記者会見し、欧州連合(EU)加盟を実現するため自身に投票するよう呼びかけた。11月の決選投票ではロシアの選挙介入が懸念され、対ロ批判を強めるサンドゥ氏が苦戦を強いられる可能性もある。 大統領選には11人が出馬し、サンドゥ氏は42%を得票した。親ロシアの前大統領の支持を受ける元検事総長ストヤノグロ氏が26%で2位だった。3位以下には親ロ派候補も多く、決選投票では2人の差が縮まるとの見方が強い。