【広瀬裕子さん、57歳からのシルバーヘア計画12】色味を調整してくれる「ムラシャン」すごい
エッセイストの広瀬裕子さんは57歳になり、ヘアカラーをやめ、シルバーヘアにしてみようと思ったそう。その過程をクウネル・サロンで寄稿してくださいます。 【画像一覧を見る】 シルバーヘアへの移行期2年近くが経ちました。移行期対策のワンカールが評判ですに続いて、第12回目はシルバーヘアの色味を調整してくれる「ムラシャン」について。
初めて聞く「ムラシャン」って?
「ムラシャンって知っています?」。サロンで担当の方自らシャンプーをしていただいていた時、その言葉を聞いた。ムラシャン? はじめて聞く言葉だ。サロンで「シャン」と言えば「シャンプーなのかな?」くらいの想像はつくけれど「ムラ」がわからない。そう伝えたところ「ムラ」は「紫」のムラで、金髪にブリーチした人の髪色が黄色みがからないようにするためのシャンプーだと教えてくれた。 シルバーヘアとひと言で言っても、その色には幅がある。まっ白に近いシルバーヘアもあれば、黄色みがかったシルバーヘアもある。これはシルバーヘアにしてみないと自分の髪がどちらの傾向なのかわからない。ある程度、伸ばした時、なんとなく色の傾向が見えてくる。毛先と根元でも若干の差がある。ムラシャンの本来の目的は、ブリーチした方用だが、シルバーヘアの黄色みを抑えられるという。担当の方からのお勧めもあり、はじめてムラシャンでシャンプーをしていただいた。 サロンでは、シャンプー台に横たわりフェイスカバーをかけるので、実際、どんな色のシャンプーなのかはわからない。シャンプー中、ずっとあまいあまい香りにつつまれていた。歳下世代がブリーチをたのしみ、その時に使うシャンプーのため、香りもその年代に合わせあまいという。それが、なんとなくたのしかった。
シルバーの髪が際立ちました
洗い上がった時点では、髪色の変化はわからなかったのだが、カット・ブローが終わった時、変化が見てとれた。ぼんやりしていたシルバーヘアが、ぱきっとなったのだ。白い髪と黒い髪のコントラストがつき、シルバーヘアがより際立った。いままでシルバーヘアの色味に対し、ほとんど気にかけていなかったが「こんなに変わるんだ」と素直におどろいた。と、同時に、時々「ムラシャン」を使用したほうがいいことも知った。 シルバーヘアは、白いほうが清潔感があると聞いたことがある。そのあたりは「どういうシルバーヘアにしたいか」なのだろうが、清潔感があるほうがわたしはいい。まず、自分のすきな香りの「ムラシャン」を探し使ってみようと思う。