ヴィニシウス・ジュニオール(C)Getty Images

アル・ヒラルは、レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールの獲得に挑戦する可能性があるようだ。 ヴィニシウス受賞の可能性は？バロンドール2024パワーランキング 2018年にレアル・マドリーへ加入して公式戦276試合で87ゴール82アシスト、2度のチャンピオンズリーグ制覇やラ・リーガ優勝3回を達成したヴィニシウス。今年のバロンドール筆頭候補ともされる24歳のブラジル代表FWだが、今夏の移籍市場では潤沢な資金力を誇るサウジアラビア勢が接触していたという。アル・アハリが5年総額10億ユーロ（約1613億円）以上の給与を提示したようだが、レアル・マドリーと本人が拒否したと報じられている。 しかし、サウジアラビア勢はヴィニシウスの獲得を諦めていなようだ。スペイン『マルカ』によると、今度はアル・ヒラルが獲得に向けて動いているという。 昨季のサウジ・プロリーグ王者には、ヴィニシウスと同胞のネイマールが所属している。しかし『マルカ』は、そんなネイマールの長期離脱からの復帰は来年頭に予定されているものの、クラブ上層部は離脱期間の長さからその後のパフォーマンスに疑問を持っていると指摘。そして現行契約が今季限りでもあるため、ネイマールの将来が不透明になっているようだ。そこで、2025年夏にヴィニシウスの獲得を実現させたい考えであると伝えられている。 一方でレアル・マドリー側は、今夏と同じくヴィニシウスを放出する気は一切ない模様。契約解除金が10億ユーロに設定されていること、また本人がクラブへの忠誠を誓っているため「非常に冷静」であるという。『マルカ』は「サウジサッカー界のユートピア的な夢は、ヴィニシウスを基準にすることだ。だが、現時点では実現の可能性は程遠い」と伝え、現時点では移籍が成立する可能性は非常に低いと指摘している。