夜彩る幻想的な明かり 沖縄・読谷で琉球ランタンフェス始まる
よみたん夜あかりプロジェクト2024―25の一環で琉球ランタンフェスティバルが1日、読谷村の体験王国むら咲むらで始まった。今年で10回目となる同フェスは中華ちょうちんやベトナムランタン、竹あかりなど約3千個の明かりや迫力あふれる10体ほどのねぶたの龍などに温かな明かりがともる。読谷の冬を盛り上げようと25年3月31日まで行う。 長さ34メートルの「神殿」も出現! 糸満・名城ビーチで「月夜のワンダーイルミネーション」初開催 沖縄
行政や商工会、村内企業などで構成する村地域活性化連携体が主催し、琉球新報社が共催する。 点灯式で石嶺伝実読谷村長は「沖縄の冬を象徴する風物詩で誘客に期待したい。幻想的な夜の始まりを心から歓迎する」とあいさつした。 青森のねぶた師による躍動感あふれる新作のねぶたの龍も展示され、ランタンの明かりとともに夜が更ける中、観光客らが撮影などを楽しんだ。場内には海外から訪れた人の姿も多く見られた。 同フェスは連日午後5時半から同10時(最終入場同9時半)まで。プロジェクションマッピングや和紙灯籠づくり体験もある。料金など詳しくはむら咲むらのHPで。 (石井恭子)
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