【ヤクルト】初心忘れるべからず…高津監督、初タイトル長岡秀樹に「鼻伸びているようじゃダメ」
ヤクルト高津臣吾監督(56)が長岡秀樹内野手(23)に初心を促した。 5年目の24年は163安打で最多安打のタイトルを獲得した若武者に「謙虚にやること。鼻が伸びているようじゃダメですね。ずっと努力してここまで駆け上がってきた選手。基礎とか基本とか、そういうところを絶対に忘れないで。人間的にもそう。謙虚でコツコツやっていくことが大事」とおごらない心構えを強調。主軸を担っていく存在と期待を込めるからこそ念を押した。 全143試合に出場し、打率2割8分8厘だった長岡はベストナインに輝いた。球団で遊撃手部門の選出は、93年の池山2軍監督以来31年ぶり2人目の快挙だった。「1年やったからと安心せずに。野球人生は長い。ずっと幸せなシーズンをずっと送るためには毎年が勝負だと思いますよ」と指揮官。主力の自覚と同時に謙虚な姿勢を持ち続ける姿勢を求めた。