東日本大震災の発生メカニズムの解明を目指す探査船「ちきゅう」ほぼすべてのミッションを達成し検証に必要なデータを取得
東日本大震災の発生メカニズムの解明を目指す探査船「ちきゅう」が研究航海を終え成果を発表しました。 JAMSTEC 小平秀一理事: 「ほぼ100%うまくいったが、それまでの間は決して平たんではなかったので、無事終わってほっとした」 海洋研究開発機構=JAMSTECの「ちきゅう」は、海面から深さ1万メートルまで掘削できる世界屈指の探査船です。 9月に清水を出港し、12月20日に研究のための航海を終えて清水港に帰ってきました。 研究課題は巨大地震と津波を起こした断層はどのように次の準備を始めるかです。 将来的に断層を作ると予想される場所などを掘削し、温度計の設置や地質サンプルの採取など、ほぼ全てのミッションを達成し、検証に必要なデータを取得できたと評価しました。