映画「ら・かんぱねら」完成試写会 主演の伊原剛志さんや南果歩さんらが登壇【佐賀県】
プロでも難しいとされるピアノ曲に挑戦、マスターした佐賀市のノリ漁師をモデルにした映画「ら・かんぱねら」。17日、完成試写会が開かれ、キャスト陣による舞台挨拶が行われました。 この映画はノリ漁師がピアノを学び、難曲「ラ・カンパネラ」を弾けるようになるまでを描いたものです。 52歳で本格的にピアノを始めた佐賀市のノリ漁師・徳永義昭さんがモデルになっていて、すべて県内で撮影されています。 17日は佐賀市で完成試写会が開かれ、映画「ら・かんぱねら」を支援する会のメンバーなど約1200人に映画がお披露目されました。 【お辞儀】 「映画に出演した俳優の皆さんです。あたたかい拍手をお願いします」 上映後にはキャスト陣による舞台挨拶が行われ、主演の伊原剛志さんや、その妻を演じた南果歩さんらが登壇しました。 【南果歩さん】 「支援会のだいでん頑張ってくいたもんね、きょうはがばい幸せ」 伊原さんは今回初心者から半年でピアノを習得し、自身で「ラ・カンパネラ」を弾いた苦労などを語りました。 【伊原剛志さん】 「その当時、僕のできる100%以上の持てる力でやったのではないかと思う、全部自分で弾いたので」 さらにモデルになった徳永義昭さんと妻の千恵子さんも舞台へ。 制作を陰で支えてくれた人たちへ涙をこらえながら感謝を伝えていました。 【鈴木一美監督】 「“ら・かんぱねら”という映画が佐賀の風景や人情など含めて全国に広がっていくと思っている」 映画「ら・かんぱねら」は来年1月に佐賀市の映画館で先行上映されます。
サガテレビ