春の高校バレー男子・展望 初の3連覇に挑む駿台学園
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の組み合わせ抽選会が1日、東京・台場のフジテレビで行われ、対戦カードが決まった。 【トーナメント表】第77回春高バレーの男女別組み合わせ 【男子展望】 高校選手権が1月開催となった2011年以降では初の3連覇に駿台学園が挑戦する。前回優勝に貢献したリベロ谷本悦司、セッター三宅綜大が残る上、197センチのエース川野琢磨(いずれも3年)ら190センチ台の選手をそろえ、昨年度より高さは増した。三宅は「いつも通り楽しく、うちのバレーができれば優勝できる力はある」と自信を口にする。 高校総体決勝で駿台学園に敗れた東福岡はツーセッター制で多彩な攻撃を繰り出す。ともに同4強の洛南は中上烈(3年)、鎮西は一ノ瀬漣(1年)と、強力なエースがチームを牽引(けんいん)する。 前回の春高3回戦で駿台学園とフルセットの激闘を演じた高川学園は、2連覇を狙った国民スポーツ大会決勝で駿台学園主体の東京選抜に敗れた雪辱を誓う。前回準優勝で国スポ4位の福井工大福井も力がある。(奥村信哉)