【MLB】フィリーズが劇的サヨナラ勝ち 両リーグ一番乗りで90勝に到達 メッツ・リンドーアは途中交代
【メッツ1-2xフィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月16日、メジャー最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのメッツ3連戦の最終戦を迎え、2対1でサヨナラ勝ち。同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、今季両リーグ一番乗りで90勝に到達した。フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスは8回途中6安打1失点と好投し、3番手のホセ・ルイーズが4勝目(1敗)をマーク。メッツ先発のデービッド・ピーターソンも8回途中4安打1失点と好投したが、3番手のエドウィン・ディアスがサヨナラ打を浴びて4敗目(5勝)を喫した。 【動画】フィリーズのJ・T・リアルミュートがサヨナラタイムリーを放つ 同地区対決3連戦の最終戦は、両軍先発投手の好投により7回まで両軍無得点という白熱した投手戦に。メッツは2回裏の守備が始まった時点で遊撃フランシスコ・リンドーアが背中の張りで交代するというアクシデントもあった。しかし、先制したのはメッツ。8回表先頭のタイロン・テイラーがサンチェスのスライダーをとらえ、センター左へ7号ソロを叩き込んだ。フィリーズは直後の8回裏に先頭のウエストン・ウィルソンが二塁打を放ってチャンスメイクすると、続くバディ・ケネディのタイムリー二塁打で同点に。9回裏はニック・カステヤノスのヒットと盗塁で二死2塁となり、J・T・リアルミュートがセンターへサヨナラタイムリーを放って2対1で熱戦を制した。 フィリーズはこの試合が終了した時点で2位ブレーブスとのゲーム差を8.5に広げ、2011年以来13年ぶりの地区優勝へのマジックナンバーは「6」に。今日の試合でブレーブスがドジャースに敗れると、マジックナンバーはさらに1つ減って「5」となる。また、フィリーズはまだシーズン100勝の可能性を残しており、残り13試合で10勝以上すれば、2011年以来13年ぶりのシーズン100勝を達成することになる。直近14試合で11勝3敗と調子を上げており、大台到達の可能性はありそうだ。