高額売却に成功! Jリーグ、移籍金差額ランキング3位。獲得金4億円は超お得!? 日本で大暴れの怪物FW
2024明治安田J1リーグが2月23日に開幕する。過去31シーズンで、どのクラブも様々な選手を獲得・放出してきた。その中で、移籍金で多くのプラスをもたらしたのはどの取引なのか。今回は、獲得時と放出時の差額のトップ10を順位ごとに紹介する。※各データは『transfermarkt』を参照、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
3位:マイケル・オルンガ(柏レイソル) 加入時の移籍金:284万ユーロ(約3億9760万円) 放出時の移籍金:600万ユーロ(約8億4000万円) 利益:316万ユーロ(約4億4240万円) マイケル・オルンガは、Jリーグで過ごした2年半で価値を飛躍させたストライカーだ。 ケニア人のオルンガは、中国の貴州恒豊からスペインのジローナへの期限付き移籍期間を終えたあと、2018年夏に柏レイソルに加入。獲得に投じた額は284万ユーロ(約3億9760万円)とされている。 シーズン途中加入ということもあって2018シーズンはリーグ戦10試合で3得点どまりだったが、2019シーズンはJ2で30試合に出場して27得点を挙げ、柏のJ2優勝とJ1復帰の原動力となっている。第42節の京都サンガF.C.戦では前半だけでハットトリックを達成し、後半に5得点を追加して、1試合8得点というJリーグ新記録を樹立している。 J1でもオルンガは圧倒的な存在感を放ち、リーグ戦32試合出場で28得点を記録した。柏は7位でシーズンを終えたが、オルンガは年間MVPと得点王のタイトルを手にしている。 この活躍がカタールのアル・ドゥハイルの目に留まり、2021年1月に移籍金600万ユーロ(約8億4000万円)で引き抜かれた。柏にとって284万ユーロが安く思えるほどの活躍で、さらに大金も残した大成功補強となっている。オルンガはカタール1部リーグで2年連続の得点王となっており、アル・ドゥハイルにとっても大金を投じた価値のある補強となっている様子だ。
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