NHK大河ドラマ「光る君へ」第21話視聴率10・7% ギリギリシーン再びでネット騒然「まさかの」
女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第21話が26日に放送され、世帯平均視聴率が10・7%となったことが27日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 【写真】「光る君へ」の“限界ギリギリ”シーン(別カット) 初回は12・7%。1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては1989年「春日局」の14・3%を下回り、歴代最低の数字でスタート。第2話は12・0%。第3話は12・4%。第4話は11・3%。第5話は11・7%。第6話は11・0%。第7話は10・9%。第8話は10・8%。第9話は11・2%。第10話は10・3%。第11話は11・4%。第12話は10・6%。第13話は10・9%。第14話は10・8%。第15話は10・7%。第16話は10・5%。選挙速報の影響で10分遅れ開始となった第17話は10・1%。第18話は9・4%で初の1ケタ台。第19話は10・8%。第20話は11・2%。今回は前回から0・5ポイント減も2ケタを維持。個人視聴率は6・1%だった。 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、10年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 第21話は「旅立ち」。定子(高畑充希)が髪をおろしたことは内裏に広まり、一条天皇(塩野瑛久)はショックを受ける。任地に赴くことを拒み逃亡する伊周(三浦翔平)を実資(秋山竜次)らが捜索し、やがて発見するが…。定子を守ることができず落胆するききょう(ファーストサマーウイカ)を励ましたいまひろ(吉高)は、中宮のために何かを書いてはどうかとアドバイスする。越前へ旅立つ日が近づき、まひろは道長(柄本)に文を送り…という展開だった。 今回はまひろと道長が廃屋で再会。この10年、いつの日も思い続けていたと互いに気持ちを伝え、まひろが道長の頬の手を添えて唇を重ねた。これまでもラブシーンが描かれてきた2人だが、公式インスタグラムでは抱き合う姿などがアップされ、SNSでは「まさかの!」「キスの瞬間ぎゃー!!!って叫んだのは私だけではないはず…」「攻めるNHK!」「美しすぎます」「ギリギリのラブシーンです」などの声が上がっていた。
報知新聞社