「もう一度、日本を世界のてっぺんに押し上げたい」高市早苗氏の演説・全文掲載【自民党総裁選挙】
事実上の次の総理大臣を決める自民党総裁選挙。愛媛県松山市で、18日、四国ブロックの演説会が開かれました。 【写真を見る】自民党総裁選の候補者一覧 日本のかじ取りや、地方の活性化策について9人の候補者は何を語ったのでしょうか? この記事では、全候補者の9人の演説のうち、高市早苗氏の演説内容全文を掲載します。 なお、自民党総裁選は今月27日に投開票が行われます。 ■早苗姫は、並々ならぬ覚悟を持ってこの総裁選挙に立候補いたしました 皆様こんにちは。高市早苗でございます。 今日はありがとうございます。四国の各県からお集まりの皆様の前でお話ができることを、とても嬉しく思います。 愛媛県民の皆様は、ご承知かと思いますが、私の体、体と心の半分は愛媛県民でございます。 そして、また母方の祖母は高知でございますので、それから香川にも親戚がおりますので、うち、共働き家庭だったもんですから、子供の頃から夏休みには弟と私はですね、愛媛か高知か香川の親戚の家に預けられて過ごしておりました。その節はお世話になりました 徳島県の方には悪いんですが、徳島には親戚はおりませんで。ただ、大学のときに付き合っていて振られた元彼がおります。だけでございます。 しかし、とってもご縁のある四国で、こうしてお話ができてとっても幸せです。 女の道は一度、覚悟を決めたら、1本道でございます。 どっかで聞いたことありません?篤姫からパクッたなと思ったかと思いますけれども、早苗姫は、並々ならぬ覚悟を持ってこの総裁選挙に立候補いたしました。 ■究極の使命を果たすために、とっても大切なことは… 私は、国の究極の使命は、国民の皆様の生命と財産を守ること、そして領土・領海・領空・資源を守ること。 そして日本国の、主権と名誉を守ることだと考えております。 そしてこの究極の使命を果たすために、とっても大切なことは、もう今すぐ取り組んで、総合的な国力を強くしておくことでございます。 総合的な国力とはなんぞやって言いますと、これは外交力であり、防衛力であり、経済力であり、技術力であり、情報力であり、全てに共通するのが人材力です。 この六つの力を本気で強くしようと思ったら、条件があります。 それは経済成長です。 だから、今回の総裁選挙で私は訴えしておりますけれども、あくまでもどこまでも経済成長を追い求めてまいります。