井上尚弥が米専門誌「ザ・リング」のPFPで2位をキープ デービスが7位に浮上
ボクシング界で最も権威がある米国の老舗専門誌「ザ・リング」は19日(日本時間20日)、全階級を通じたプロボクサー最強ランキングの「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」を更新。4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=は2位をキープした。1位は4団体世界ヘビー級統一王者のオレクサンドル・ウシク(37)=ウクライナ=で変わらず。WBA世界ライト級王者のジャーボンテイ・デービス(29)=米国=が、前回の8位から7位に浮上した。 デービスは15日(同16日)に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われた5度目の防衛戦で、同級2位のフランク・マーティン(29)=米国=に8回KO勝ち。左アッパーを効かせてからの左ストレートでマーティンを大の字にする鮮烈な勝ち方だった。 プロ戦績は世界4階級制覇王者の井上が27戦27勝(24KO)、世界2階級制覇王者のウシクが22戦22勝(14KO)、世界3階級制覇王者のデービスが30戦30勝(28KO)、マーティンが19戦18勝(12KO)1敗。 最新の「ザ・リング」PFPは下記のとおり。かっこ内は前回順位。 ①オレクサンドル・ウシク(ウクライナ、1) ②井上尚弥(日本、2) ③テレンス・クロフォード(米国、3) ④サウル・アルバレス(メキシコ、4) ⑤アルツール・ベテルビエフ(ロシア、5) ⑥ドミトリー・ビボル(ロシア、6) ⑦ジャーボンテイ・デービス(米国、8) ⑧エロール・スペンス(米国、7) ⑨ジェシー・ロドリゲス(米国、9) ⑩中谷潤人(日本、10)