チェコ代表主力MF、三輪車で転倒して負傷…EUROメンバーからの離脱決定に指揮官「全員が涙を浮かべた」
チェコサッカー協会(FACR)は9日、MFミハル・サディーレクが負傷によりEUROのチェコ代表メンバーから離脱すると発表した。 【写真】逆に賛否両論の“おしゃれすぎる”ユニ FACRはサディーレクがサイクリング中に転倒し、すねの裂傷を負ったと説明している。現地メディア『iSPORT』によるとサディレクはマルタ戦の翌日である8日、個別トレーニングとしてDFラディスラフ・クレイチー、DFダビド・ユラーセクとともに三輪車で山を下山したという。その際に穴にはまって転倒し、救急車で運ばれたようだ。合わせて65針を縫う大怪我だとされている。 サディーレクはEURO出場権獲得に貢献するなど、チェコ代表の主力を務めている。マルタ戦では途中からキャプテンマークを巻いており、EURO本戦での活躍が期待されていた。思わぬ形での離脱にイワン・ハシェック監督は「彼が離脱したとき、全員が涙を浮かべていた。我々はとても残念に思っている」と話しており、チーム内での衝撃も大きいようだ。 チェコはEUROのグループリーグでポルトガル、ジョージア、トルコと対戦する。