皇治と芦澤竜誠が大乱闘。MMAでの再戦のはずが芦澤はベアナックル戦をアピール【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催された。 会見では皇治(TEAM ONE)と芦澤竜誠(フリー)が大乱闘を展開し、遺恨を深めた。 2人は2023年4月の大阪大会でキックボクシングルールで対戦。芦澤が2-1の判定で勝利を収めている。この試合後はともにMMAに進出し大晦日の「RIZIN.45」に出場。 皇治は三浦孝太を相手に2RでTKO勝ちを収めたものの、芦澤は太田忍を相手に1RでKO負けと明暗を分けた。 この日の会見ではMMAでの再戦が発表されたのだが「ちょうど1年前に恥かいたんで、おっきい会場でぼこぼこにして恥かかせ返してやろうと思っている。MMAでやり返せたらいいなと思ってる」とMMAでのリベンジに意欲を見せた皇治に対し、芦澤は「これやる必要ないだろ。このMMAでの再戦。俺は大阪のメインで勝ってるんだから。大晦日、俺と皇治がデビューして、俺は太田に負けて、(皇治は)三浦に勝っただけ。それでなんで俺らが再戦やる必要あんの?」とまさかのMMAでの対戦拒否。そして「ベアナックルでやろうぜ。ベアナックルだったらやってやるわ」とベアナックルマッチへの変更を要求。
皇治の反論を無視して、なおも「ベアナックル以外やらないから。おまえとMMAで上行くことねーんだよ。黙れよカス。あんな奴とMMAやってもしょうがねえだろ。見たくねえだろ? こんなMMA素人同士の試合、見たくねえだろ? 今回、盛り上げてえんだよ。ベアナックルで盛り上げてえんだよ!」と続ける。この一連の発言にキレた皇治がスタッフの制止を振り切って芦澤に歩み寄ると前蹴り一発。これをきっかけに揉み合いとなるがその中で芦澤のパンチが皇治の顔面にヒット。いったん離されるも、芦澤は机を大きく回り込み再襲撃。ここもなんとか引きはがされ、2人はそれぞれスタッフに抱えられ、控室に戻された。 榊原信行CEOは一連の騒ぎに「このカードを成立させるべく最終調整にいろいろ動いてみたい。あの2人はいろんな感情があると思いますけど、しっかり話して当日に向けて準備を整えていきたい」などと語った。