Marisol

アラフォー世代のワードローブに欠かせない定番ブランドから今話題の新ブランドまで、注目のブランドをご紹介。コンセプトからデザイナーの思いなど、服作りにまつわるエピソードを知ることで、ブランドの魅力を再探求します。今回は、大人カジュアルの名品が揃う「REMI RELIEF （レミ レリーフ）」にクローズアップ！スタイリスト＆エディター陣の間でも、高い支持を集める今話題のブランドです。 おしゃれプロおすすめの「40代最旬ファッション」

Marisol

2007年、後藤豊氏によってスタートして以来、スタッフ内の人気も高いジャパンブランド。「REMIX＝工夫、想像」「RELIEF＝省く」という意味の言葉のミックス。ひとつひとつの工程に想像、工夫を付け加えながら余分なものは取り除き、省いていく結果「いいもの」が生まれるという“MEISTER”の思想がブランド名の由来です。「HIGH QUALITY OF LIFE」＝量ではなく「質」という思いをもとに、糸、撚糸、編み、プリント顔料、加工と全てにこだわりながら、無駄を省いた「究極なアメリカンベーシック」を追求。岡山に自社の工場を設立し、パターンメイク・裁断・縫製・染め・加工と一連の動きを取れる本格的な設備によって、“効率重視”ではなく“品質重視”の生産体制を確立。本当に必要なものにフォーカスをあてた、ファッション経験値が増えた大人の女性にこそおすすめしたいブランドです。

スタッフの「『REMI RELIEF』ここが魅力！」

「さりげないヴィンテージ加工が得意なレミ レリーフ。初めて袖を通した時から、何年も愛用してきたのかのようなこなれ感があり、すっと体になじんでくれます。ラフすぎるスタイルはシーンをせばめるのであまり手を出さないのですが、ここの服はきれいめな服にワンポイントプラスするだけで自然としゃれた印象に。大人になってカジュアルスタイルに挑戦したい方にもおすすめしたいブランドです」（編集長イシダ）

「もっぱらカジュアル派なので、レミ レリーフは毎シーズン展示会を必ずチェックしてます。個人的に気に入ってるのは、Tシャツやスウェット、そしてシャツ。体のラインを拾わないゆったりシルエットに加えて、生地が柔らかくて抜け感が満載。小物次第で、アメカジにもきりっとマニッシュなコーデにもつかえます。ユニセックスなブランドなので、ディテールに余計な甘さがないところも好みです」（副編集長Y本）