【インドネシア】縦読み漫画ソラジマ、地場同業に1億円出資
スマートフォン向けの縦読み漫画「ウェブトゥーン」の制作を手がけるソラジマ(東京都港区)は11日、インドネシアの同業キサイ・エンターテインメントに1億円を出資し、資本業務提携契約を締結したと発表した。ソラジマが海外の企業に出資するのは初めて。 出資以外では漫画制作やクリエイターの共有で提携を進める。ソラジマはキサイ・エンターテインメントが抱えるクリエイターを優先的に指名できる権利を獲得したという。 ソラジマは、オリジナルのウェブトゥーンの企画・制作を手がけており、国内最大級の90作品以上を配信し、日本やインドネシアなど世界11カ国・地域の漫画アプリで作品を配信している。 キサイ・エンターテインメントは2017年設立。東南アジア全域から集まった400人以上のクリエイターが在籍している。 同社は今回、ソラジマのほか地場デジタルコンテンツ制作会社のアンジャリー・ジャヤ・ラヤからも出資を受けており、両社から合計100万米ドル(約1億4,960万円)の資金を調達した。