「アーセナルファンは10年後も忘れられない」キャラガーが語る「マン・C優勝が決まった瞬間」とは?
イギリス『スカイスポーツ』の解説を務めるジェイミー・キャラガー氏は、マンチェスター・シティGKオルテガ・モレノを絶賛している。 【動画】オルテガのスーパーセーブにペップも思わず…! 14日に行われたプレミアリーグ第34節延期分で、トッテナムのホームに乗り込んだマンチェスター・C。苦手とするスタジアムで後半開始早々にアーリング・ハーランドが先制点を奪ったが、先発したGKエデルソンが負傷。GKオルテガが69分に急遽途中出場することに。するとトッテナムの猛攻を浴びたが、そのオルテガがファインセーブを連発。終盤にハーランドがダメ押しのPKを沈め、2-0で勝利を収めた。 これで勝ち点を88まで伸ばしたマンチェスター・C。最終節を前にアーセナルに2ポイント差をつけ、ついに首位に浮上している。史上初の4連覇へ大きなアドバンテージを手にしたが、キャラガー氏は「GKオルテガが優勝を決めた」と語った。『Gary Neville Podcast』で以下のように語っている。 「(トッテナムは)最近対戦したどのチームよりもマンチェスター・Cに問題を与えたと思う。そして、オルテガは今夜だけでプレミアリーグのタイトルを獲得した。もちろんシーズンを通して多くのことがあったが、この試合で彼が1-0の場面でセーブしていなかったら、アーセナルがリーグを制していただろう。それくらいのことだったんだ」 「リヴァプールファンの私は、数年前のレスター戦(2018-19シーズン)でヴァンサン・コンパニが劇的な長距離シュートを決めたのを観ていた。同じような瞬間が今、アーセナルファンに訪れている」 そしてキャラガー氏は、GKオルテガと一対一の場面でソン・フンミンが決めきれなかった場面について、「あのソンのチャンスは、アーセナルファンにとって5年後や10年後にも忘れられない瞬間だろう。素晴らしい監督とチームなので、今後5年間で優勝できるかもしれない。だがそうなったとしても、あのチャンスは彼らを悩ませ続けるだろうね」と予想している。