小池都知事が記者会見4月24日(全文3完)コロナ差別は非常に恥ずべきこと
感染者とその家族についてもコメントを
時事通信:ごめんなさい。感染者の方、それからその家族についてもちょっと触れていただければと思うんですが。 小池:感染者の方々も、1日も早く治癒されることが必要だと思います。と同時に、退院された方についても、先ほど数字を申し上げました。退院された方々についても何か、そのあともずっと感染者というレッテル貼りをしないで、そして、健康になったことをむしろ皆さんで喜ぶぐらいの気持ちを持っていただければというふうに思っております。はい、どうぞ。東京さん。
亡くなった方の個人情報を配慮の上、最低限の説明がほしい
東京新聞:東京新聞の小倉と申します。よろしくお願いします。毎日、夜に都が行っている感染者情報の発表についてお伺いしたいのですが、知事がご存じか分からないのですけれども、死亡事例の説明について、当初と比べて最近ではほとんどお亡くなりになった方が感染者リストの何番なのかっていう情報を示していただけていません。遺族の合意がないっていう理由とのことなんですけれども、亡くなった状況だけじゃなくて、年代や性別まで明かされないケースも出てきています。今後、埼玉県のように自宅待機中に亡くなったり、若い年代の方が亡くなったり、注意喚起のためには報道すべき事案も起きかねないと思いますけれども、そうしたケースである場合には個人情報を配慮した上で、都として最低限の説明はしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 小池:最初におっしゃったとおり、個人情報ということでお亡くなりになった方々のご遺族の納得といいましょうか、これについて、できる限り頂戴するようにしています。また、それは知らせるべき、これは社会的な意義があるということ、意味があるんだということについてもご理解いただくように現場では努力をしているところでございます。できるだけ、そのことについては社会的な方、また感染症という課題について、できるだけ公表が必要ではないかと考えております。ただ、現場ではそういう苦労もしているということであります。 東京新聞:念のためにお伺いしたいんですけど、都内では30代以下の方ですとか、自宅療養中の方が亡くなったりしたというケースはないということでよろしいですよね。 小池:今、手元には数字はございません。じゃあ一番後ろの女性の方。最後です。