ウィンブルドン

初戦突破を果たしたアレクサンダー・ズベレフ[画像/ゲッティイメージズ]

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は2日、男子シングルス1回戦が行われ、第4シードのA・ズベレフ（ドイツ）が世界ランク64位のR・カルバレス バエナ（スペイン）を6-2, 6-4, 6-2のストレートで破り、2年連続7度目の初戦突破を果たした。 【錦織圭、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ】 先月まで行われていた全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）ではC・アルカラス（スペイン）に屈したものの準優勝を果たしているズベレフ。ウィンブルドンでは2017年と2021年に記録したベスト16が最高成績となっている。 1回戦、ズベレフは18本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。カルバレス バエナに1度もブレークを許さないプレーを見せると、リターンゲームでは14度のブレークチャンスを創出しそのうち5度のブレークに成功。1時間53分で快勝し初戦突破を決めた。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。 「もちろん、初戦は決して簡単なものではないんだけど、大会をスタートできたことには満足している。ウィンブルドンでいいプレーをしたい。ウィンブルドンは最も歴史あるテニス大会だからね。この美しいコートでは、残念ながら何年も苦戦してきたけど今年は違うんだ。このコートで、より生き生きとプレーできていると感じているし、ここからの数試合でそれを見せられるといいね」 2回戦では世界ランク46位のM・ギロン（アメリカ）と対戦する。ギロンは1回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した同539位のH・サール（イギリス）を下しての勝ち上がり。 同日には第2シードのN・ジョコビッチ（セルビア）や第7シードのH・フルカチュ（ポーランド）らが2回戦へ駒を進めている。