【40代・50代におすすめ/いば旅】女子3人で1泊2日旅 茨城は、紬の里・結城(ゆうき)へ
「今回申し込みしておいた結城市による『結城着楽会』では、3000円で数種類の本場結城紬と帯の組み合わせの中から、好きなものを選んで着せてもらえます。着物の⾝丈が⽰してあるので、⼥性なら⾃分の⾝⻑±5センチくらいのものを選べばOK」
地元の人がぞくぞくやってくる絶品パンを
「まずは、うわさを聞いていて、かねてから行ってみたいとGoogleマップに保存していた古民家パン屋『ぱんや ムムス』さんへ。東京のパン激戦区、世田谷三宿の名店で修業した北村史絵さんが故郷に帰ってきてはじめたお店。『実家で所有している見世蔵を活用しないか?と家族からの提案があったのがきっかけです』と。
「蔵のよさを生かし上手にリノベされた店内は、高い天井に奥行きのある広々とした空間が心地よく、澄んだ気の流れを感じました。東京だったらこの広さはかなり難しいものねー、いいなあ、と思いながら」
「お店には次々と地元の方がやってきます。おススメを教えてもらって、スタンダードなクリームパン、キャロットケーキ、りんごのパン、そしてカレーパンなどなどを。明日の朝ごはんと言っていたのに、このうちいくつかはすぐにぺろり。うんまっ。カレーパン、甘味もあってすごくツボでした」
コーヒーからの、味噌蔵、酒蔵へ
「パンのあとはやっぱりコーヒーを、と立ち寄ったのが、『Coworking & Café yuinowa』さん。こちらも古い一軒家を上手にリノベしてあります。茨城や結城にまつわる本、結城のお店のパンフレットが並び、なるほどー、ここに来れば結城のおもしろいところが全部わかる。観光ステーションでもあるのかな。 そしてここで、味噌蔵と酒蔵が見学できると知り、行ってみることに。ええ、300万円の結城紬でw」」
「まずは歩いて1分ほどの『秋葉糀味噌醸造』さんへ。天然醸造にこだわった糀と糀味噌を醸造されています。 味噌蔵をみせていただいてびっくり。立派な三十石の年季の入った木桶がたくさん並んでいました。これだけでも一見の価値あり(写真の最大サイズは現在は仕込みには使われていないとのこと)。秋葉菌ともいうべき、こちらの味を支える菌が、きっとこの蔵に何年も生きているんだなー」