【オールカマー見どころ】GI級の器レーベンスティールの連勝だ
前走のエプソムCでは中団から上がり3ハロン33秒7という鋭い脚を駆使して快勝だったレーベンスティール。斤量59キロを背負っていたことを考えれば非常に価値のある勝ちっぷり。ここも好勝負は必至だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】レーベンスティールのこれまでの軌跡 ■9/22(日) オールカマー(3歳上・GII・中山芝2200m) 海外遠征の香港ヴァーズや海外帰りの一戦だった新潟大賞典では結果を出すことができなかったが、前走のエプソムCでは道中はスムーズに折り合って直線半ばまで持ったまま。そこからゴーサインを出すと終い鋭く伸びたレーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)。酷な斤量も克服しての勝利で非常に強いレース内容だった。皐月賞馬を捻じ伏せた昨年のセントライト記念と同舞台。秋の大舞台に向けて飛躍する。鞍上はC.ルメール騎手。 今年は大阪城Sでトップハンデを克服して勝利。その後は大阪杯、安田記念、札幌記念と並み居る強豪馬と戦って見せ場たっぷりというレースをしているステラヴェローチェ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)。元々、3歳3冠は3、3、4着。有馬記念でも4着と実力は十分で好勝負は必至だ。鞍上は横山典弘騎手。 その他、長期休養明けもレコードで連勝しているミクソロジー(牡5、栗東・辻野泰之厩舎)、今年の中山金杯を勝ち中山2戦2勝のリカンカブール(牡5、栗東・田中克典厩舎)、今年の宝塚記念の勝ち馬ブローザホーンと接戦したことのあるサヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、ゴール前もつれる展開ならヤマニンサンパ(牡6、栗東・斉藤崇史厩舎)、良血馬サリエラ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)などが虎視眈々と上位を狙う。発走は15時45分。