観月ありさ、22年ぶり“火9”『オクラ』で反町隆史の元妻役に 平山祐介&中村俊介も出演
10月8日よりフジテレビ系で放送がスタートする、反町隆史と杉野遥亮がW主演を務める火曜ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』の追加キャストとして、観月ありさ、中村俊介、平山祐介の出演が発表された。 【写真】観月ありさ&平山祐介&中村俊介のソロカット 本作は、実質“お蔵入り”してしまった未解決事件を追う部署、通称“オクラ”に属する刑事たちが難事件に挑む姿を、昭和と令和のジェネレーションギャップバディを中心に描くヒューマンミステリー。人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿(反町隆史)と、クールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己(杉野遥亮)が、捜査の進んでいなかった風化寸前の事件を解決していく。 観月、中村、平山の3名が演じるのは、警視庁内の職員で千寿と深い関わりのある重要キャラクターたち。 観月が演じる井伏愁は、科捜研所属の研究員。千寿からは直々に鑑定を頼まれることも多く、貸した借りは飲み代で相殺させようとしている。千寿とは元夫婦という間柄だが今でも仲はよく、倫子(白石麻衣)からはなぜ別れたのか不思議がられている。なお観月は、今作で反町、杉野とはそれぞれ初共演、火9枠への出演は『ナースのお仕事4』(2002年/フジテレビ系)以来22年ぶりとなる。 中村演じる加勢英雄は、捜査一課課長で階級は警視正。数々の難事件を解決に導いてきた敏腕刑事という人物だ。千寿を勝手にライバル視しており、毎日のようにオクラに来ては千寿に嫌味を言うのが日々のルーティンになっている。中村は、同期刑事役となる反町とは『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』(2006年/日本テレビ系)、『相棒 season16』(2017年/テレビ朝日系)で共演経験があり、観月とは『おひとりさま』(2009年/TBS系)以来、約15年ぶりの共演、杉野とは初共演となる。 平山が演じる結城真一は、千寿の元同僚刑事で倫子の父親。千寿とある事件の捜査中に、千寿をかばって殉職してしまった。反町との共演は映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』(2007年)以来17年ぶり、杉野とは『マウンテンドクター』(2024年/カンテレ・フジテレビ)に続き、2クール連続での共演となる。 観月ありさ(井伏愁役)コメント 今作の出演が決まった際の心境 長年『ナースのお仕事』で火曜9時の枠でやらせていただいていたので、とても思い入れの深い枠にまた出演させていただけることを光栄に思います。反町さんや杉野さんと共演をさせていただくのも初めてなのでとても楽しみですし、刺激的な現場になればと思います。 台本を読んでみての感想、自身の役について印象 未解決となっている事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメントということで、1話ごとの展開から目が離せない印象があります。物語が進むに連れて、後半にはまた違ったストーリーになっていくというお話も伺っておりますので、私自身も先々の展開が非常に楽しみです。その中で、私が演じさせていただく井伏愁は科捜研研究員であり千寿の元妻でもある立場で、どのように物語に関わっていくのかも楽しみながら演じていければと思っています。 中村俊介(加勢英雄)コメント 今作の出演が決まった際の心境 フジテレビさんのドラマに刑事役で出演させていただくのは今回が初めてですので、とてもうれしかったです。反町隆史さんと杉野遥亮くんのW主演という、既に面白さが確定したような作品に携われてとても光栄です。反町隆史さんとご一緒させていただくのは今作で3度目ですが、いつお会いしても熱くてワイルドでかっこよくて、飛鷹千寿という人物にピッタリだと思います。杉野遥亮くんとは初共演ですが、反町さんとはまた違ったタイプのとても素敵な役者さんで、不破利己という難しい役どころをこれからどう演じていくのかを楽しみにしています。 台本を読んでみての感想、自身の役について印象 僕が演じる加勢英雄警視正は、警視庁捜査一課長で数々の難事件を解決に導いたエリートという役どころなのですが、とにかくひと癖もふた癖もある要注意人物です。何か暗い過去があり、複雑な境遇に身をおく人物なのかなと思います。今後、千寿をはじめとする“オクラ”の面々とエリート集団である加勢たちがどのように関わっていくのか、千寿と加勢の関係性がどうなっていくのかも含めて今後の展開がとても楽しみです! 平山祐介(結城真一)コメント 今作の出演が決まった際の心境 まさか杉野さんと2クール連続でご一緒できるとは(笑)。『マウンテンドクター』で自分がいい仕事したから杉野さんが推してくれたのかと思ったら、そーいう事でもないらしく…(苦笑)。とはいえ、なんだか縁を感じずにはいられませんね。縁といえば反町さん。ご一緒するのはほぼ20年近く振りですか。お互い、どう歳を重ねてきたのか明け透けになるでしょうから妙な恥ずかしさ、緊張感がありますが、そこが楽しみでもあります。 台本を読んでみての感想、自身の役について印象 何とも展開が読めないところが面白いです。一見、どこかで見たことあるようなフリをしておきながら、“?”が降り積もっていくというか。軽妙なやり取りの中に、なぜか違和感を覚えるというか…。現段階で物語がどういった結末を迎えるのか、なんなら結城真一がドラマにどう関わっていくのかすら私は知らないので、キーになる役だったらいいなぁなんて。色んな意味で非常にスリリングです。
リアルサウンド編集部