激闘のルヴァン杯決勝 涙の国立競技場 舞台裏で何が? 日高アナが現地を取材
11月3日、激闘のJ1リーグ・YBCルヴァン杯決勝を現地で取材した日髙優希アナに聞きます。 Q)取材した日高さんはどんな場面が特に印象に残りましたか? <日高アナ> なんといっても『サポーターの熱量』です。国立では熱烈なサポーターのみなさんに出会うことができました。 オレンジ色に染まった国立競技場……サポーターの熱い声援が響きました。 試合前にサポーターに話を聞くと…… <サポーター> 「新潟の上越市からみんなでマイ クロバスに乗ってきました」 「2時くらいに出てきました」
サポーターの中には、お腹の大きな妊婦さんも……。 <サポーター> 「お腹大きいんですけど本当にハラハラしていたので早く一緒に喜べたらいいなと思っています。 未来のサポーターがつまっています。 いま9か月です。もう来月には… 飛び跳ねないように気をつけます」 <サポーター> 「アルビの最初のころから応援していたので」 「(20年以上前のユニフォームを)長年の応援していた思いをここで一緒に優勝勝ち取りたいなと思って着てきました」
試合前日から並んだサポーターもいたといいますし、2ゴールを決めた小見選手もスタジアムが割れんばかりの声援だったと話していました。 <日高アナ> 私は新潟のゴール裏で取材していたのですが、失点した後に「アイシテルニイガタ」の歌声が10分以上響いて、声援が降ってくるというか包まれるという感覚の印象でした。 PK戦で試合が決するという劇的な展開……長倉選手の悔し涙には胸を打つものがありました。 <日高アナ> 日ごろ私たちの取材では冷静でクールな表情をみせる長倉選手が泣きじゃくって感情をあらわにしている姿からこの一戦にかけた熱い思いが伝わってきました。 PKを外した直後の長倉選手の涙…… PKを外した後にはすぐに副キャプテンの秋山選手が駆け寄り長倉選手に声をかけていました。 新潟の選手だけではなく、対戦した名古屋の選手たちも集まっていました。 ルヴァン杯で得点王に輝いた長倉選手。 その活躍があったからこそ決勝という舞台に立てた……そう感じているサポーターも多いのではないでしょうか。 試合後にサポーターからは、「ありがとうを伝えたい」という言葉が多く聞かれました。