流血で顔を赤く染めながらも、ゲイブに強奪されていたGHCヘビー級のベルトを奪回した清宮海斗　（C）プロレスリング・ノア

＜プロレスリング・ノア：後楽園大会＞◇9日◇東京・後楽園ホール 　メインイベント（第8試合）のスペシャルタッグマッチで、革命ユニット「オール・レベリオン」の清宮海斗＆拳王が、ゲイブ・キッド（新日本プロレス／BC WAR DOGS）＆ジェイク・リー（グッド・ルッキング・ガイズ）と対戦。19分2秒、両者リングアウトでドローとなった。 　この試合は16日に横浜BUNTAIで行われるGHCヘビー級王座戦（王者・清宮　VS　挑戦者ゲイブ）の前哨戦。清宮とゲイブが激しくやりあい、清宮は後楽園ホールのバルコニーから突き落とされそうになった。さらにゲイブのパイプイス攻撃で清宮が流血。清宮は両者リングアウトになった後も顔面を血で真っ赤に染めながら、ゲイブと乱闘を続けた。そして清宮はこれまでゲイブに強奪されていたGHCのベルト奪回に成功した。 　拳王の肩を借りてバックステージに現れた清宮は「おい、ゲイブ。ベルト投げて、汚い手を使って、なにがしてえんだよ!?　そんなんでノアのチャンピオンをさせるわけねえだろ！　横浜BUNTAI、ゲイブを返り討ちにする。必ずこのベルトを防衛して、ノアを業界一に持っていく！」と宣言。 　拳王も「ゲイブ・キッド、テメーなんかな、ノアのリングに誰も求めていねえんだよ。おい、テメーだけじゃねえよ。ジェイク・リー、どうした？　テメーの単独行動でノアの戦いの熱い炎が薄れてきたんじゃねーのか。GLG大丈夫か？　お前ら存在感あるのか？　俺たちオール・レベリオン、まだ1カ月たってないくらい。だけどな、もうノアの中心にいるだろ！　どこ行った、GLG？　俺たちオール・レベリオン、まだまだやり足りない相手がいっぱいいるぞ。まだまだ刺激が欲しいぞ。それもどれも、全部A級戦犯はジェイク・リー。テメーの単独行動だ。WAR DOGS、GLG、どっちだ？　GLGの無駄遣いするなよ」などと話し、ジェイクを痛烈に批判した。