那須川天心WBOランキング10位に上昇 比嘉大吾は1位キープ
世界ボクシング機構(WBO)は20日(日本時間21日)、最新の世界ランキングを発表した。武居由樹(大橋)が王座に就いているバンタム級(53・5キロ以下)では、那須川天心(帝拳)が5月度の11位から一つ順位を上げて10位にランクされた。1位の比嘉大吾(志成)、7位の堤聖也(角海老宝石)は変わらず。12位だった増田陸(帝拳)は13位と一つ順位を下げた。 天心は来月20日に両国国技館でWBA世界同級4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)と転向後、4戦目に臨む。WBO以外の世界ランクはWBAが7位、WBC13位となっている。 バンタム級はWBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)、IBFが西田凌佑(六島)と、主要4団体の王座を日本人が占めている。堤が4団体全てで世界ランク入りし、東洋太平洋、IBFアジア王者の栗原慶太(一力)も世界ランク入りしており、日本人の層が厚い階級になっている。
報知新聞社