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11月の米大統領選で民主党のカマラ・ハリス副大統領が共和党のドナルド・トランプ元大統領に勝利する確率が、選挙結果に賭けを行うプラットフォームで大きく上昇した。ハリスのトランプに対するリードは、9月10日のテレビ討論会以降に主要な激戦州で拡大したことが、複数のプラットフォームのデータで示されている。 選挙を含むさまざまなイベントに賭けが行える予測プラットフォームのPolymarket（ポリマーケット）のユーザーが予測するハリスの勝利の確率は、24時間で約2ポイント上昇し、米国時間9月18日夜に52％に達した。これに対し、トランプの勝利の確率は46％にとどまっている。 1週間前の11日時点では、両者の勝利の確率はともに49％で並んでいたが、ハリスはそこから大きく前進した。 重要な激戦州であるペンシルベニア州におけるハリスの勝利の確率は、24時間で4ポイント以上増加して18日夜に53％に達した。一方、トランプの勝利の確率は48％に低下している。 英国の賭けサイトのSmarkets（スマーケッツ）におけるハリスの勝利の確率も、先週の51.5％から54.64％に上昇した一方で、トランプの勝率は45.05％に低下している。 ポリマーケットの米国の競合の賭けサイトのPredictIt（プレディクトイット）においても、ここ1カ月間、ハリスが一貫してトランプを上回るリードを保っており、現在のハリスの勝利の確率は約57％で、トランプは約46％となっている。 さらに、4つの賭けサイトの選挙のデータを追跡するElection Betting Oddsのトラッカーでは、ハリスの勝利の確率が54.2％で、トランプの44.7％を約10ポイント上回っている。 一方、世論調査の分析を行うFiveThirtyEight（ファイブサーティエイト）の集計によると、全米世論調査におけるハリスのトランプに対するリードは、3.3％とされている。 ハリスとトランプの間で2回目の討論会が行われる確率は、ポリマーケット上で32％と予測されている。同サイトのユーザーは、過去24時間で2回目の討論会が開かれる確率がやや上昇したと考えているが、トランプは先週、2回目の討論を望んでいないことを明言した。