スイスの時計ブランド“チャペック”は、ユニークな文字盤を備えたモデルを多数ラインナップするコレクション“アンタークティック”から、新作“アンタークティックパープル・ストーム”を発表した。

独特なデザインと高い品質、そして限定生産で知られるスイスの時計ブランド“チャペック”は、ユニークな文字盤を備えたモデルを多数ラインナップするコレクション“アンタークティック”に、魅惑的なバイオレットのグラデーション文字盤を採用した新作“アンタークティックパープル・ストーム”を追加。11月20日に香港で開催された“Horology Club”の3周年記念イベントにて先行公開を実施した。 【画像】まるで宇宙の星雲、魅惑的文字盤を拡大して見る 新たに“アンタークティック”コレクションに追加された新作“パープル・ストーム”最大の特徴は、初採用されたバイオレットカラーの文字盤だ。一枚一枚が異なるグラデーション文字盤はスイスの専業メーカー“メタレム”によって製作されており、手作業でのヴァーニッシュ（ニス）仕上げが施されている。

独特の製造技術によって生み出された鮮やかな文字盤は、光が表面にあたると渦巻きながら重なり合うパープルの色合いが浮かび上がり、空を横切る嵐の雲を思わせる芸術的な仕上がりだ。 40.5mmのケースはステンレススチール製で、その心臓部には計時精度と効率を最大限に高めるように設計された高性能な自動巻きムーヴメント“Cal.SXH5”を搭載。、四つのゴールド製慣性ウエイトを持つフリースプラング・テンプを備え、パワーリザーブは約60時間で、精度とパワーの両方を兼ね備えている。

また、シースルーバックから見えるマイクロローターは、リサイクルされたプラチナで作られており、サステナビリティの取り組みも実現。現代の高級時計製造に対するブランドのビジョンが視覚的にも表現された。 価格は572万円で、世界中の指定販売店、ジュネーブのチャペック・ブティックおよびczapek.comで予約注文が可能。ただし、生産数はわずか18本、手元に届くのは2025年11月以降となっている。