自民青年局「破廉恥パーティー」の原点は「埼玉県連」にある 須田慎一郎が指摘
ジャーナリストの須田慎一郎が3月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。自民党青年局の「破廉恥パーティー」について解説した。
自民党破廉恥パーティーの裏
飯田)自民党の党大会が終わり、国会は参議院で予算案を審議している真っ只中です。4月の終わりには補欠選挙も控えていますが、この先の展開はどうなるのでしょうか? 須田)岸田総理としては、これから反転攻勢を目指したいのでしょうが、果たして思惑通りに進むのかどうか。おそらく今週末には、一部報道でかなり大きなスキャンダルが出てきそうなのです。 飯田)そうなのですか?
「破廉恥パーティー」の原点は自民党の埼玉県連にある
須田)自民党和歌山県連の青年局が、例の不適切なパーティーを開きましたよね。 飯田)「破廉恥パーティー」などと言われている。 須田)世耕前参院幹事長の元秘書が中心にいたという話も出てきました。 飯田)当時の自民党・和歌山県連で青年局長だった方。 須田)その裏側に、もう1枚大きな裏話があると言われているのですよ。今回の自民党青年局長の背景を見ていくと、埼玉県というファクターが非常に強いのです。破廉恥パーティーの原点は、どうやら埼玉県、あるいは埼玉県連にあるという話が出てきています。
「青年局たるもの、少々羽目を外すぐらい元気にやらなければダメだ」と埼玉県連のカルチャーが全国に広まっていった
須田)自民党の埼玉県連と言うと昨年(2023年)、子どもだけでの留守番は放置による児童虐待にあたるとした「トンデモ条例案」が出されました。あのとき中心になって進めたのが自民党埼玉県連の県議団だったのです。その辺りが自民党の青年局全体に大きな影響を与え、「青年局たるもの、中堅・若手たるもの、少々羽目を外すぐらい元気にやらなければダメだ」というようなカルチャーが全国に広まっていったという話が出ています。 飯田)自民党埼玉県連の県議団の影響が。 須田)一部メディアは地元・埼玉で取材しているようです。一方で、そもそもどこから破廉恥パーティーが始まったのかを調べていくと、埼玉県に行き着いた。それを取材していると、「他からも取材が入っている」という話が出てきたようです。そこから逆算すると、どうも週末くらいにそれが出てきそうなのです。