チェルシーで構想外のチルウェルがプレミアリーグの登録メンバー入り 移籍先を見つけられず残留に
エンツォ・マレスカ監督の就任に伴い、構想外となっていたイングランド代表DFベン・チルウェルは、現地時間13日に発表されたチェルシーのプレミアリーグの登録メンバー入りを果たした。 【動画|チェルシー vs クリスタルパレス】試合ショートハイライト チルウェルはマレスカ新監督から「クラブから出ていった方がいいと思う」と伝えられており、今夏の移籍市場での退団が有力視されていた。同じく構想外となったラヒーム・スターリングやロメル・ルカク、トレヴォー・チャロバーなどは移籍先を見つけることができたが、チルウェルの移籍は実現せず残留が決まった。 チェルシーは今月5日、UEFAカンファレンスリーグの望む登録メンバーを発表。そのメンバーリストからチルウェルの名前は漏れていたが、13日に公表されたプレミアリーグの登録メンバーには名を連ねた。 マレスカ監督は、プレミアリーグの登録メンバーが発表される前に会見に出席。その際にチルウェルの現状について次のように語っている。 「ベン(チルウェル)は今、残留した唯一の選手なので、彼と話し合い解決策を見つけることになるだろう。現時点でチームトレーニングを行っていないが、おそらく彼は戻ってくるだろう」 「彼が個別トレーニングをしている理由は、彼がチームから去る予定だったからだが、解決策が見つからなかったため、一緒に練習をすることになるだろう。それは我々が決めるし、そうなれば彼はチームの選手の1人となるだろう」 マレスカ監督のチームに復帰することが示唆されたチルウェルだが、イギリス『Daily Mail』は「チェルシーは来年1月まで彼をトップチームに復帰させ、その後再び売却先を探すだろう」と今後の展開を予想している。
SPOTV NEWS